ロゴ日本側彎症学会

側弯症とは
(知っておきたい側弯症)

脊柱側弯症(後弯症、前弯症)とはどのような病気か?

スコリー先生とオーシス君と一緒に学んでいきましょう。

スコリー先生の顔
スコリー先生
ピー助の顔
オーシス君
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スコリー先生まずは、脊柱の構造を知ることから始めていこう

 脊柱は頚椎(首の部分)、胸椎(胸の部分)、腰椎(腰の部分)、そして仙椎・尾椎から成り立っています。(イメージ1)。
 脊柱を横から見ると、頚椎、腰椎は前方に弯曲(前弯)、胸椎は後方に弯曲(後弯)しています(イメージ2)。

イメージ1:脊柱の構造説明
イメージ2:横から見た脊柱

 脊柱を正面から見た場合に、左右に曲がっている状態を脊柱側弯症といいます。(イメージ3)。弯曲の大きさは、上下で最も傾いている背骨どうしのなす角度 (コブ角)で判断 します(イメージ4)が、この角度が10°以上であるものが側弯症です。側弯症は手術が必要と判断されるような角度(40°〜50°以上)になっても、痛みなどの症状を出すことはまれです。しかし、進行すると、健康に直接影響を及ぼすような障害を引き起こすことがあります。
 後弯症、前弯症は、脊柱を横から見た場合に、後ろ、あるいは前への弯曲が異常に大きくなった状態をいいます。

イメージ3:側弯症のレントゲン(後方から見た図)
イメージ4:レントゲンでの判断基準(後方から見た図)

オーシス君脊柱が左右に曲がっている状態が脊柱側弯症なんだね

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